Weekendcycler

Cycling, taking photographs, and drinking a cup of coffee on the weekend

Panacheのジャージを購入してみた

今週末は2日とも走りに出ました。
両日とも大体40kmくらい、ave26km/hくらい。
走行中に息切れ、走り終わった後に体の痛みを感じるあたり、一ヶ月走ってないとやっぱり落ちるなぁと…とはいえ、全くのゼロにはなってないあたり、まだ頑張ろうって気になります。
来月は100km↑のライドイベントに参加するので、それまでに少しでも戻しておきたいですな。

さて、今回はまたサイクルアパレルの話です。
前回紹介したVolero以外にも気になるブランドはいくつかあり、
その2つ目がPanacheというアメリカのサイクルアパレルメーカーです。
自転車の本場はヨーロッパですが、アメリカはかの有名なランス・アームストロングの出身国ということもあり、自転車の知名度はそこそこ高いのでしょうね。

さて、デザインはどんな感じかというと…
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ヨーロッパのメーカー、例えばRaphaのようにシンプルでクラシックなデザインではなく、様々な意匠を取り入れ、モダンでとてもカッチリとしたアメリカらしいデザインが特徴でしょうか。
インナーに薄くプリントされたシンボルがオシャレです。

ちなみにPanacheという単語をWikiで調べてみると…

パナシェ (Panaché) とは、ビールをベースにした冷たいロングドリンク。 パナシェは、フランス語で「混ぜ合わせた」を意味する言葉。 出来上がりが、あくまで透明でなくては正しいパナシェとは言えないとされる。

なるほど。この「混ぜあわせた」というあたりが実にアメリカンではないかと。
出来上がりがあくまで透明でないとPanacheじゃない、メーカーのこだわりが見え隠れするネーミングだと思います。

ちなみに英語だと「堂々たる態度」「見せびらかし」「気取り」という意味があるそうで。
いずれにせよアメリカンw

さて、そんなPanacheがジャージに取り入れてる代表的なモチーフがHoundstoothです。
直訳すると犬の歯、となります。

辞書でひくと「黒・白・濃淡で犬のきばのような形をした格子縞」
とのこと。

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今まであまり気にしたことなかったですが、言われてみると結構いろんなところでみかけますよね。
それを縞模様としてでなく、メインで持ってきているのがPanacheの特徴。

ちなみに、僕が今回購入したジャージはHoundstoothをメインにどーんとプリントしたこちら、Houndsteeth RWB SS Jerseyです。
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RWBはRed White Blueの略で、その名の通り赤、白、青の縞模様がデザインされた非常に鮮やかで目を惹くデザインになっています。
というか下手したら囚人っぽいですが。。
胸元にHoundsteethの模様が入っているのがわかるかと思います。

尚、今回はPanacheのサイトからではなく、ちょっと自転車乗ってる人なら誰でも知ってるWiggleで購入しました。
前から気になっていたところに、割引がきたのでこれはもう行くしか無いなと。
上下で揃えないとカッコつかないので、ビブショーツも一緒に購入です。
今回もサイジングガイドを見て上下ともにMを注文しました。

着てみました。
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上下揃えると中々に鮮烈!こりゃー目立つね。

Voleroの時とほぼ同じ(むしろちょっと大きめ)Size Chartだったにも関わらず、タイト目な作りになっています。
痩せている僕でほぼピッタリなので、これは相当タイトだと言ってもいいでしょう。
袖のたるみを除けば、上半身のたるみはほぼありません。

後ろから一枚。
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バック中央のHoundsteethとは違い、さり気なくグレーの縞模様が全体にプリントされているのがポイントです。こういう細かいところが良いです。

次に素材を見てみましょう。
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ジャージはポリエステル100%です。

着た時も思いましたが、このジャージかなり薄い。
写真からもメッシュ感が伝わると思いますが、どうみても夏用です本当にありがとうございました(笑)
所謂ヒルクライムジャージというやつですね。夏にはピッタリでしょう。

続いてビブショーツです。
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ビブの部分がメッシュです。ジャージと同様に夏場を意識して作られたものでしょう。
素材ですが、ポリエステルまたはポリアミド(ナイロン)80%の、ELASTHANE20%…ってなんぞ?

ということで調べてみましたが、どうやらポリウレタンの別名だそうです。

ゴムのように500%以上もの伸縮性があり弾性繊維である。でも、ゴムのように老化せず、はるかに細い糸にすることができ、さらに染色も自由になる特長をもつ。

ということで、伸縮性に一役買っています。
自転車競技は脚を一定の方向に激しく動かすスポーツなので、パンツの伸縮性が重要になってきます。

履いてみた感じだと、Voleroで紹介したLYCRAにはぴったり感(伸び感と言えばいいのかな?)は少し劣る気がしました。
所謂普通のビブショーツに使われてる伸縮系の素材でしょうね。
今覚えばそれくらいLYCRAのぴったり感には驚かせられるものがありました。

とはいえ、このビブショーツかなり肌触りがよく、ついつい撫でたくなってしまいます(笑)

さて、Panacheのジャージには"TAKE CARE OF YOUR PANACHE"
と書かれたカードが付属しています。
Panache着るときはこんなことに気をつけろ~ってことだと思いますが、内容はちょっとズレてますね。
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まず1からして違う(笑)
”お前はこれを着たら速くなる”
どんだけ自信あるんだよと。たしかにジャージはかなり薄くてこりゃ夏着たら運動効率上がりそうって思ったけど…w
次に2、これは唯一まとも。Panache製品の取り扱いについて書かれてます。
そして3、まただ…”速く走れ。勝て。勝利が敬礼する(?)。”
よくわかりませんが、こいつを着て速く走ると勝てる。勝利が敬礼してくる(自分からやってくる)。ということですかね…?
これもPanacheらしさ…なのか?

ちなみに今日は早速このジャージとビブショーツを身にまとって走ってきましたが…
やはり寒い。通気性抜群です。
普通にソフトシェル着ないと無理です。
いやはや、あのインナーを着ていなかったらどうなっていたことか…

ん、あのインナー?
ということで、次は最近購入したインナーのレビューをしようと思います。

ではでは今日はこのへんで。