Weekendcycler

Cycling, taking photographs, and drinking a cup of tea on the weekend

乗鞍を自転車で登って撮ってきた Part2 自宅~乗鞍高原

峠に写真を撮りに行くのは早朝に限る

峠のサイクルフォトは朝早く行くほど良い。

なぜなら雲が少ないから。

時間が経過するにつれて気温が上がっていき、水蒸気が段々と空に上がり雲となり地面に影を作る。

光の向きも同じ。

午前中は順光だった場所が午後は逆光になって影が落ちてしまう。

そして夕焼けを拝むことができるのは夕方だけだし、朝焼けは朝だけの特権だ。

したがって峠のサイクルフォトを満喫しようと思うなら、朝早い時間に頂上に到達するのが最も良く、なんなら前日から泊まってしまうのが一番いい。

旅程

などとカッコつけて語ってみたものの、実際は居住地、天気や仕事の兼ね合いもありそう上手くいくものでもなく。

今回は以下の旅程を組まざるを得ませんでした。

自分たちに許された時間は土日の2日間。

そのうち土曜日は晴れ、日曜は晴れのち台風ということで、これは晴れている土曜に行けるところまで行き絶景を楽しみ、日曜は台風から逃げるように帰るというプラン。

ちなみに当日もっともしんどいであろう1日目の2.~3.の区間のルートはこちら。

距離61.4km, 最大標高差2,133mのなかなかに厳しい行程です。

最近運動不足だったのでただでは済まないだるうなと思うものの、去年(運動不足ながら)600km走破したときのことを思い出して大丈夫行ける行けると自分に言い聞かせる(弱気)。

1日目: 自宅〜松本駅まで

朝3時に起き、朝まで使ってた充電器やケーブルやらなんやらを荷物に詰める。 自宅から東京駅までは自走で。

予報は晴れと出ていましたが、思いの外雲が多くなんなら雨も降りそうな気配で少し心配に。

少し早めに着いたので写真など撮りながら輪行の準備をしていると友人SKが到着。

輪行の支度が終わった僕は見張りをSKに任せトイレに。

20190907-DSC00717

少しだけ時間があったので売店カツサンドを購入(ロードシューズで走るおじさん)。

新幹線は前もって駅ねっとで上越新幹線かがやきの最後尾を確保していたので、危なげなく座席の後ろにバイクを安置。

かがやきー!!!!!俺だー!!!!!かがやける未来を見せてくれ頼む!!!!!

この時点で3時間くらいしか寝ていなかったので新幹線の中で少しでも睡眠時間を稼ぎたいところでしたが、僕にはやらなければいけないことが…

そう…

ブ・ロ・グ★

溜めて書いてると思いきや実は毎週ギリギリに書いてるんやで!

ちなみに3時間しか寝ていないのは前日に記事に載せる素材を作っていたため。

そして新幹線の中でスマホで書き上げた記事はこちら。

weekendcycler.hateblo.jp

予め内容を考えて素材を作っていたためスムーズでした。おかげで睡眠不足のまま松本に行くことになったわけですが。。

さて、長野駅で新幹線を降り、在来線の篠ノ井線に乗り換えて松本駅に向かいます。

ワンマンでほぼほぼ単線。のどかな景色に癒やされるも、意外と乗っている人が多く座れない^^;

20190907-DSC00741

駅に近くなったときだけ一時的に複線になる。

20190907-DSC00743

時折スイッチバックするのが土地ならではで面白いですね。

山がちな長野は急勾配な区間が多く、そのまま前進したのでは登坂できない。 なのでまずは折り返し線に入って停止してから後ろ向きに進み駅に到着するという。

篠ノ井線は姥捨駅(標高551m)でスイッチバックするのですが、この駅がとにかく絶景。

20190907-DSC00746_edit

電車の中から撮ったので見にくいですが、写真の中央に棚田が広がっていますよね。 これが非常に美しい。

この棚田を含む善光寺平は、日本三大車窓の一つにも選ばれたそうな。

55mmかつ室内ということで美しさを十分に伝えられていない感がありますが、夏の太陽に照らされた新緑の棚田と町並み、山々は大変美しく。

今度ぜひここを目的地に旅をしたいですね。

1時間程乗ると松本駅に到着。駅前で輪行袋を解いてバイクを組み立てます。

20190907-DSC00761

SK君のサドルバッグが新しくなってますね。ベース部分をサドルに残し、バッグ部分だけ簡単に取り外せるタイプ。

www.wiggle.jp

このタイプはレベレイトデザインのテラピンが走りな気がしますが、値段が高いということでRestrapをチョイスしたとのこと。

www.tokyolife.co.jp

テラピンは3万円、Restrapは1万円そこそこと同容量(14リットル)にも関わらずお値段控えめ。評価も中々良い。

始終便利そうで羨ましかったです。

僕のサドルバッグは取り外せないタイプだったので、宿に入る時いちいち必要なものだけ取り出してサコッシュに入れるとかしないといけなくて面倒でした。 (ちなみにサドルバッグ外すのはもっと面倒)

20190908-DSC01175

そして見てわかるようにウォーターボトルは1本勝負。

二本差しと迷ったのですが、とにかくサドルバッグに入れる荷物を減らしたかったので片方はツールボトルに。

乗鞍エコーラインの途中は補給できるところもあるということで、まぁ大丈夫だろと。

そしてここで同じく輪行の人がいたので話しかけてみると、やはり乗鞍に行くとのこと。そりゃそうよなぁ、この天気で松本、他にどこいくのっていうねw

今日は乗鞍の頂上である畳平に泊まるらしく、あー。。その手もあったのかと。 日曜日の朝は晴れなので上手く行けば最高の朝焼けが見れるというわけです。

宿決めたの前日だったし、今更どうしようもないのでそれはまた次の機会に取っておくことにします。

ここから先は時間との勝負(前述の通り遅くなるほど雲が出る)ということで、ささっとコンビニで補給と買い物を済ませ、乗鞍高原目指してスタートしました。

1日目: 松本駅~乗鞍高原

40kmで1000mほどアップ。

その間ほぼノンストップで走行、故に写真もほぼ無しです。。

いやいや流石に何枚かあるやろ?と思ってSDカード見てみたら、道を調べるのに止まった時に1枚だけ撮ったSK君の写真しかなかった。。

20190907-DSC00768

道はどうだったのかというと、かなり厳しかったですね。

最初の20kmで200mくらいしかUPしなかった(予定では松本駅~乗鞍高原まで1000mUP)ので嫌な予感がしていたのですが、その期待?を裏切らない鬼畜ぶりで、残り20kmから徐々に登り始め、最後の10kmは10%が頻出するレベルの激坂でヒィヒィ言いながら登っていました。

とはいえ道中の景色は本当に最高で、新緑のトンネルやダム、真っ青な湖とまさに夏を感じられるような情景が広がっていました。 東京の早朝に感じた懸念はなんだったのか。

元気だった最初の20kmはSK君と二人で「夏しかない!」「最高!」ととにかく騒ぎまくっていました。元気だった頃はね。

そんなこんなで乗鞍高原に着く頃にはかなり疲労困憊していたのですが、(体力も絶景も)本番はここから。

ということで時間を使ってでもしっかりと腹ごしらえすることにしました。

tabelog.com

ひこーき雲様にてのりくら丼をいただく。

20190907-DSC00797

地元の素材(岩魚と季節野菜)で作られた天ぷらがふんだんに乗った丼はボリューミーで登坂で疲れた身体にめちゃくちゃ効きました。

味噌汁の塩分がうれしい。。。もう何でも美味しい状態。。。

いつまでも座っていると永久に居座ってしまうので、ちゃんと時間を切って立ち上がる勇気。

会計してお店を出てバイクの鍵を外していると、乗鞍の峠方面から下ってきた人に話しかけられる。これからなんですよーと言うと、

「今日は最高の天気、頂上は雲ひとつないですよ!!」

とのこと。

スカイライン方面も絶対行ったほうが良いですよとアドバイスをいただく。

これは期待が高まる。。!! 確かに現時点でも峠方面の空は雲ひとつない快晴。この天気が上までもってくれればよいんですが。。

食事を終え少し体力が回復し、そんな話を聞いたものだから俄然登る気が湧いてきた僕たちは、はやる気持ちと不安が半々くらいで日本最高舗装路への道を再び登り始めた。

続きます。