Weekendcycler

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厳冬期を乗り切るグッドデザインなサイクルウェアを買ってみた①

ものすごい久しぶりのサイクルウェアレビュー。 思えばこのブログも海外通販で購入したジャージのレビューから始まったのでした。 weekendcycler.hateblo.jp 久しぶりにVoleroのサイト見に行ったらつぶれてたんですが。。

これまでに紹介したのは夏用ウェアのみでしたが、今回は冬用、それも厳冬期(ここではロードのスリックタイヤでギリギリ走れる-5〜5℃くらいを想定)を快適に走れる(であろう)かつデザインにも優れたサイクルウェアについてレビューしていきます。

今回紹介するのはCafé du Cyclisteというフランスのサイクルアパレルブランド。 日本国内でも一部の店で取り扱いがあるので知ってる人は知っていると思います。 www.cafeducycliste.com

Café du Cyclisteは直訳すると「サイクリストのカフェ」となりますが、 その名の通りフランスの地中海沿岸の上の丘に囲まれた、サイクリストがよく立ち寄る由緒正しきコーヒースタンドで生まれたサイクルウェアブランドです。

春夏秋冬のサイクルウェアに加え、カジュアルウェアなど様々なラインナップを誇ります。 全体的な傾向としては、レーシーというよりはクラシックでありつつもちょっとした遊び心を忘れないデザインがポイント。 (逆に遊び心に振っているのはTenspeed Heroかな) tenspeedhero.com

数あるウェアの中でも特にCafé du Cyclisteらしいな〜と思ったのは、このcats and dogsというレインウェアのライン。 英語に詳しい人はピンときたのではないでしょうか? www.cafeducycliste.com

猫と犬のイラストがプリントされていてなんとも可愛らしいデザインです。特に意味を考えなくても素敵なデザインですが、せっかくなのでこのシリーズの真意に迫ってみましょう。

Cats and dogsは直訳すると「猫と犬達」という意味になりますが(犬猿の仲という意味もあります)、rain cats and dogsのように使うと「土砂降り」という意味になるのです。(語源としては、北欧神話で猫は雨を降らせる力があり、犬は風を起こす力があると信じられていたということらしい)

故にレインウェアラインでこのデザイン・名前になっているということなのです。ん〜なんともニクいセンス!

話を戻しますが、公式サイトのモデル写真を見ても分かる通り、デザインはクラシックな一方でシルエットは全体的に細身です。 普段からタイト目のウェアを好んで着用する、かつ洗練されたデザインのウェアを着たい!というファッションライダーにはなかなか良いブランドだと思います。

またフランス発ということもあり、日本国内のブランドと比較すると袖が長めに作られています。 故にタイトフィットで着るためにサイズを下げたとしても袖丈が足りなくなるということもないです。 このあたりは英国が誇るRhapaと似た感じ。 普段RhapaのMサイズを着用する私(身長183cm体重68kg)はCafé du CyclisteもMサイズでジャストです。

さて、続いて今回厳冬期用のウェアを買った理由について少しお話します。

ロードに乗り始めてなんやかんや5年経つのでサイクルウェアも増えてきたのですが、唯一厳冬期用のジャケットとヘッドウェアを持っていませんでした。

これまで12-2月のブルベやロングライドは以下のウェアを組み合わせてなんとか乗り切っていたのですが限界を感じていました。

  • mont-bell ジオライン中厚手
  • CRAFT 厚手インナー
  • Rapha PROTEAM SOFTSHELL JACKET
  • Rapha PROTEAM TRAINING JACKET

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Raphaのジャケット勢
www.rapha.cc www.rapha.cc これらのRaphaジャケットはカッティングが実に私の身体にフィットするのですが、防寒よりも防風や防雨に重きを置いていることもあり、まったり目のライドでは寒くいという問題がありました(逆に短時間高強度なら向いている)。 冬場カメラを持って止まっては撮り、止まっては撮りとダラダラと長く走るのにもう少し適した、かつデザインにも優れたよいウェアはないのかと探していました。

まず候補に上がったのはRaphaのCLASSIC WINTER JACKETでした。このジャケットは厳冬期でも十分使えそうですが、デザインが好みではありませんでした。 www.rapha.cc 首の反射材?がどうしても目立ってしまいクラシックさを減じてしまう部分と、既に廃版となった旧モデルのCLASSIC SOFTSHELL JACKETの方がデザインが好みだったためどうもコレジャナイ感が拭えず。 www.honten3.com そんな矢先に出会ったのが、シルエットおよびデザイン性、そして機能(これは予測も入るけど)をバッチリ満たしたCafé du Cyclisteのウェアだったというわけです。

そんなCafé du Cyclisteから今回購入したのはこちらの2点になります。 www.cafeducycliste.com www.cafeducycliste.com 冬用のジャケットとキャップです。

注文は冒頭に上げた海外Webサイトから実施し、10日ほどで着弾。 海外通販なのでこんなもんかな。年末年始を挟んでいた割には早い気がします。 なお関税はしっかり徴収されました。これが痛いのよね。。

届いて驚いたのがパッケージ。 高級サイクルウェアブランドよろしく、なかなか豪華です。 しっかりとしたプラスチックのケースに入っています。 DSC02207

ALBERTINE(ジャケット)のケースは金属製のジッパーと縁にフランスのトリコロールカラーが。 DSC02209

BELGIUM(キャップ)の方はプラスチックのジップ。 DSC02211

どちらも表面に模様が描かれています。ブランド発祥の地であるMediterranean(地中海)の文字が。魚はその地方でよく獲れる種類かな?詳しい人いたら教えてください。 DSC02212

普通に日常生活や旅行で使える素敵なケースですね。

さて、今回はここまで。 次回はALBERTINE(ジャケット)について詳しく紹介します。