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【写真撮影講座 番外編】構図について語ってみた①

ロードバイクの撮り方に引き続き、今回は写真撮影の構図の作り方について説明していきます。

1. 主題を決める

写真は、あれも良い、これも良い、と色々入れすぎると逆にごちゃごちゃしてわかりにくくなる(何を伝えたいのか不明瞭)ので、まずは主役を一つに絞るとよいです。

必ず一つです。

主役というのはまさに、その時々で「ときめいた」もので、例えば夕日だったり、雲だったり、山だったり、動物だったり、建物だったり、色々ですね。

目立つもの、つまり主役は写真にひとつだけ、これ鉄則です。 (例外もありますが大抵はこれ)

2. 構図を決める

あとはその主役をどこに配置するか(構図)です。 構図には、

「このように配置するというイイカンジになる、ただし理由は聞かないでくれ」

というセオリーがいくつかあるので、それを説明します。

三分割構図

個人的に使いやすいのは、「三分割構図」ですね。 写真を撮るときはファインダーやモニタを観ながら撮ると思うのですが、 その画面をこんな感じで6等分します。

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この分割線の交点に主役を配置する構図が「三分割構図」です。

「三分割構図」を使って撮影したのが、以下の写真です。入間基地航空祭2017のブルーインパルスのアクロバット飛行ですね。

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三分割構図の写真

白い線の交点☆に飛行機が配置されているのがわかると思います。

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実際に線を引いてみる

多くのカメラ本体にも撮影時にこの構図を意識しやすくするシステムが組み込まれています。 ほとんどのデジタルカメラでは、設定からモニタやファインダーのビューに分割線を出すことが可能です。 ぜひ試してみてください(自分はほぼ出したまんまで使ってます)。

水平分割構図

もう一つ補助的に使える構図として「水平分割構図」というものがあります。 これはその名の通り画面を上下に分割するようなもので、図にすると

という形になります。 ここで注意してほしいのが、以下の記事でも述べた「水平」です。 weekendcycler.hateblo.jp きっちりとカメラを地面に対して水平に持ち撮影することで水平分割が強調され全体が締まった絵になります。

構図の組み合わせ

この「三分割構図」と「水平分割構図」を組み合わせた写真が、このイタリアのフィレンツェの鐘楼から撮影したドゥオーモと街並みの写真です。

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三分割構図と水平分割構図の組み合わせ

実際に線を引いてみると以下のようなことがわかります。

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線を引いてみる

1. 主役を「ドゥオーモ」として、縦の三分割の右側に配置(白線の☆)

2. 脇役の「空」と「フィレンツェ」の街並みを水平分割で配置(赤線)

空や街並みは主役ドゥオーモほど目立たない「脇役」なので、構図に入れてOKです。

このように、一つの主役と構図、その他の脇役と構図を組み合わせることでなんとなくいい感じ構図を作っていくのが自分のよくやる方法でございます。

風景写真は引き算

脇役を入れすぎないことが重要です。脇役を入れすぎると主役が目立たなくなってしまうためです。 特に風景写真は引き算とも言われており、入れすぎて主役が目立たなくなってきたら適度に画面から要素を削ってやることでバランスのいい写真になります。

良い構図の組み合わせとは?

どのような構図が良い写真を作るのかを客観的に判断するのは難しいのですが、 そういうときは他人が撮った写真で自分が良いな!と思ったものを見て研究し、そこから規則性を導き出すことを繰り返すのがよいと思います。

次回は、ネットに溢れる素晴らしい写真達を題材に写真を分析する過程を実践してみたいと思います。