Weekendcycler

Cycling, taking photographs, and drinking a cup of coffee on the weekend

Voleroのジャージを購入してみた

急性大腸炎での緊急入院→退院から3週間が経過し、体調もだいぶ良くなってきました。
それにしても、また腸炎で入院するとは…
今からちょうど4年前、そうホントにちょうど4年前の誕生日の直前も
僕は大腸炎(食中毒)で一週間ほど入院していたのです。
もうこんな誕生日プレゼントはいりません…というか4年毎に入院するとかオリンピックか何かですか?
札幌→神戸ときて次はどこなのか…
…と、冗談はさておき、今回の入院で大分無理が祟っていた(仕事やら自転車やら)ことがわかったので、今度からは本当に無理せず日々を送って行きたいと思う今日このごろ。

さて、入院中は行動が制限されていたので、あまりに暇だった僕はネットサーフィンで自転車アパレルをググりまくっていました。
それも海外製のかっこいいやつ。
退院したら絶対これを着て自転車乗ってやるんだ…と。

さて、かっこいいと一言に言っても色々あると思います。
とにかく派手なデザインで目立ちたい、キャラクターものでギャップを狙っていく、好きなチームのジャージでかっこ良く決めたい、好きなアニメキャラがプリントされたものでだいしゅきアピールしたいetc…

ちなみに僕が自転車アパレルに求めるのは…
まず、ぱっと見てメーカーがわかっちゃうものはダメ。
皆が着てそうなものはダメ。
シンプルでオシャレじゃないとダメ。(ここらへんは好みによるけど)
そんな要望に応えるメーカーはあるのか…?

ありました。
というか、探してみると結構あるものです。
cycing apparel brand coolとかググると結構ヒットします。

中でも特に気になったのが、このVoleroというメーカー。
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ターコイズのラインとシンプルなデザインが目をひきます。
そして何より写真がすごく綺麗、モデルがイケメン。
ああ、ここはデザインで勝負してるな…っていうのが見て取れる。
僕はこういうジャージをずっと探していたんです。

退院したらとにかくポチろうと思っていました。
ところで、ジャージを購入するときに注意するポイントがもう一つ。
それはサイズです。
サイクリングジャージは基本的に体にぴったりしたものを着た方が格好がよいし、何より動きやすい(まぁ空気抵抗とかもあるけど…)。
特にネットの場合、試着出来ないのでサイジングガイドを見ながら自分の胸囲や身長を照らしあわせ、エイヤ!で決めるしかありません。

このVoleroのジャージを見ると、身長ではM、胸囲と腰囲ではSが僕の適正サイズ。
うーむ…困った。
ピタッとしたサイズが良いから太さはSがいいけど、短すぎるとワンチャンへそチラだから長さはMなんだよな…
僕は身長182cm 体重65kg(退院後だからめっちゃ痩せてる)と痩せ型。私服だとMとLで迷うこと多し。

迷っていてもしょうがないので、メールで聞いてみました。
これから肥えることを考えて入院前のスペックを記入。
するとVoleroの中の人と思われるJoeさんからメールが。
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「俺はお前と同じくらいの身長でちょっと太いけど、タイトに着たいときはMか、それ以上のサイズを着るぜ。だからお前にMをオススメするぜ。」とのこと。

ヨッシャ!それじゃあMにするぜ!ということで、
先ほどの写真で金髪のイケメンが着ていた黒×ターコイズのジャージを上下セットで購入しました。

International shipping(Voleroはオーストラリアのメーカーなので、日本は海外輸送対象)ということもあり、いくら購入しても送料はタダにならず2000円かかりました。
格好良いジャージが手に入るなら仕方のないことよ…

その後、寝たきりだったことによる腰痛に悩まされつつ10日間が経過し…
会社から寮に帰るとそれらしき小包が!
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Voleroって書いてあるーーー!早速ビリビリにやぶきました(適当)
中を開けると無造作にジャージが入っています。
というかジャージしか入っていない。結構適当だな…
(メーカーによってはステッカーとかポストカードとか入れるとこもある)

ジャージを取り出してみます。おおーかっこいいぞ。高級感ある。
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袖のターコイズのラインと、肩の菱型模様がポイントですね。
あれ?首のタグ…?
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Voleroじゃないやんけ!
というのも、Voleroはパレンティーニというイタリアのジャージメーカーにデザインだけ渡して作ってもらっているメーカーなわけです(公式にも書いてあります)。
なるほどね、そっちのほうがコストは安く抑えられる。

で、早速着てみました。
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退院直後の痩せた体(-4kg)ですが、ビブショーツ(スパッツのこと)はかなりピチピチ。いい感じの締め付けです。
逆にジャージの方はちょっと緩め。もともと上半身は腹筋以外の筋肉が無いので、こんなもんかな。写真のイケメンは上腕二頭筋がすごかったからね。
僕の腕は貧相なので袖がピラピラしてます。
でもこうやって写真で見ると割とぴったり目ですね。
うーん、シンプルで良いぞ!

ビブショーツを横から。
左脚の二色の青いラインが非常に美しいです(ボケてますが)。
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デザインの話ばかりしてきましたが、ここで素材の話を少し。
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右がジャージ、左がビブショーツ(KNICKS)。
KNICKSって特別な言い方ですね…ニッカーボッカー的な?
目を引くのがジャージの CARBON 3% でしょうか。
どうやら背面にカーボン繊維を編みこんでおり、これによって速乾性がアップしているとか。
やたらとフィット感の良いビブショーツはLYCRA製。
よく耳にしますが、伸縮性に極めて優れ、混紡率が低くても(つまりLYCRAの比率が少なくても)特性を失わないという特徴を持つ繊維のようです。

silicone anti slide cuffと書いてあります。滑り止め防止のゴムですね。
特徴的な手触りと光沢があります。こんなの初めて見た。
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次は実走を交えてレビューしていきたいですね。


長々とレビューしてきましたが、まとめると格好良いです。
やっぱり気に入ったものを着ると走る時のテンションも上がります。
もう季節は秋なので、こいつを着て走れる機会も少ないのが残念ですが…
(何故この時期に半袖売ってるのかというと、オーストラリアはもうすぐ夏なので。。)

全然着ないのももったいないので、アームウォーマーとレッグウォーマーを駆使して秋冬も使っていきたいと思います。
それでは今日はこのへんで。